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離婚に関するコラム

第43回「カウンセリングケース・裁判離婚」

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カウンセリングケース「裁判離婚」

裁判は自己防衛、自己正当化のための嘘つき競争!

DATA
相談者:内田江里(29歳・団体職員)
夫(32歳・会社員)

【相談内容】夫のDVがひどく離婚したいが夫が同意しない

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ひどいDVには保護命令申立て
【参考】ドメスティックバイオレンス

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江里さんが、初めて私の離婚カウンセリングに訪れた時も顔や手に傷がありました。その時夫のDVは既に深刻な状況。病院に行くほどの大怪我も何度もしているので、すぐさま診断書をとってもらいました。

江里さんが離婚を口にするほどにDVはますます悪化し、身に危険が迫っている状況でしたので、「保護命令申立書」を地裁に提出。DV防止法による保護命令が出て「被害者の住む家からの2週間の退去命令」、つまり夫には自宅からの退去命令が出されました。この命令に背いたら「1年以下の懲役または百万円以下の罰金」が科せられます。

調停不調の次は離婚訴訟

その間に江里さんは離婚を求める調停を申立てました。しかし、離婚したい江里さんに対して夫は離婚したくないの一点張り。話は平行線のままに数回の調停は不調に終わりましたので、江里さんは私が紹介した弁護士に依頼して「暴力をめぐる離婚訴訟」を起こしました。

被告である夫は、自分のDVについて全くとんでもない主張を始めました。口論になった際、妻がガラス磨きスプレーを顔にかけたので、自分は一時的に目が開けられず結果自分の手が女房に当たっただけだ、妻が先に思い切り殴りかかってきたので、自分はよけたら妻は家具にぶつかって怪我をした…等々。

そこまでやるか?が、まかり通る意外な世界

調停の時点で夫の大嘘つきに逆上した江里さんは、自転車で転んで怪我をした時の診断書、階段から落ちて足の骨を折った時の診断書も、DVの証拠として提出しました。裁判は、嘘のつきあい、悪知恵比べ大会と化します。これは裁判では別に珍しい事ではなく、当たり前の事なのです。

とにかく証言はこのように食い違うのが当たり前なので、確固たる証拠がものをいう世界。結果は当然DVの診断書を十数枚提出した江里さんが勝訴。
「原告と被告は離婚する。被告は原告に慰謝料三百万円を支払え。」という判決が出ました。

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