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離婚に関するコラム

第52回「離婚のお金〜財産分与〜」

夫婦の財産を分ける事です。

その割合はケースバイケースです。均等に2分の1にしなければならないといわけではありません。

二人が納得できれば、その比率は1:1でも1:2でも構いません。財産分与の基本は、当事者の話し合いになのです。財産の額・財産形成への妻の貢献度・離婚後の生活・婚姻期間・離婚の経緯等を考慮して決定します。

裁判所では「寄与度説」といって、夫婦がどれくらい共有財産の形成に寄与したかを評価します。共稼ぎの場合には収入に関わらずそれぞれ半々の寄与があると評価されますが、職業によっては例外もあります。

一方が専業主婦(夫)の場合は3分の1程度の寄与度が評価され、分与の割合が決められます。財産分与のポイントは、とにかく“財産の把握と確保”これに尽きます。しっかりと頭にたたきこんで下さい!

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カウンセリングケース「財産分与」

★自分名義の預金は徹底的に隠し、相手名義の預金は徹底的に調べ上げる!

DATA
近藤さやかさん(47歳・専業主婦)
夫(47歳・会社経営)
子供:1人(既に結婚)

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さやかさんは、家庭を顧みない夫に不満を募らせていました。愛情も既に全くありません。一人娘が結婚したので、いよいよ離婚を切り出そうと本格的に準備を開始。しかし夫が財産を管理していて通帳等は全て夫のオフィスの金庫にあるらしく、何処の銀行に幾らあるのか全く判りませんでした。

そこで、探偵事務所に資産調査を依頼。百万円弱の費用が掛かりましたが、多数の口座に一億円以上の預金がある事が判りました。さやかさん自身、これまで夫からもらう生活費から預金に回してきた自分名義の預金が二千万円ほどありました。これは念のため、実家の母親の口座に入れて隠しました。

準備万端で夫に離婚を告げると、夫は寝耳に水という反応でしたが、さやかさんの決心が固いのをみて離婚を承諾しました。「調停だけはやめてくれ、家裁なんかに出入りするのは嫌だ」という夫の意向により、お互いに弁護士を立てて弁護士同士の話し合いが何回か持たれました。

半年間に渡る協議の末、さやかさんのもらう慰謝料財産分与は五千万円となりました。しかし夫婦共有財産であるはずのへそくり隠し財産を合わせると七千万円になります。この事に、恐らく夫は全く気付いてはいないでしょう。

離婚後、さやかさんは港区麻布の一等地にある実家へ戻り、足が不自由な母親の介護をしながら生活しています。

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