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離婚に関するコラム

第54回「財産分与の4つの視点」その2

専業主婦の財産は?

「私は専業主婦だし、名義もほとんど主人のものだわ…私の財産なんて何もない。何ももらえないの?」いいえ、経済企画庁の「1996年の無償貨幣評価」によれば、専業主婦の家事を賃金に換算すると、平均で303.9万円/年にもなるそうです。財産分与の際の寄与度については、奥さんが食事を作り、洗濯をこなし、掃除をしているからこそ、ご主人は仕事に専念できるのだという視点での評価となります。自信をもって交渉しても良いのです。引け目を感じる必要はありません。

財産分与、私は何割もらえますか?

財産分与の割合は夫婦双方の、共有財産形成に対する寄与の割合に準じて判断されます。実際の所、どの程度の割合で寄与度が認められるのでしょうか?

1:専業主婦

20〜50%程度です。但し「家計を支えるために尽力した」「不動産購入時に現金を出した」「離婚後の生活に対して不安がある」等の特別な事情が無い場合は50%までは認められません。

2:共働き

50%が原則です。実際に働いて得た収入に極端な差があったり、能力・実働時間に極端な差がある場合にはその寄与度に応じて判断します。

3:夫婦で家業に従事していた場合

共働きと同じく50%が原則ですが、事業運営が夫の手腕による所が大きい場合はそこまでは認められない場合があります。

財産分与の時効は2年!離婚時に決定して公正証書に残しておきましょう

ここで注意しておく点があります。離婚財産分与請求権の時効は2年です。とりあえず離婚届を出してから考えようと思っていると、話し合いがつかないうちに請求権が無くなってしまいます。また、財産分与を後回しにして、離婚成立してしまうと、例えば離婚成立時にあったマンション等を夫が勝手に第三者に売却してしまった場合には取り返せなくなります。離婚成立前財産分与を決定して、このマンションを妻の取り分として公正証書にしておけば、夫はこのマンションに手は出せなくなります。

【参考】公正証書作成代行センター

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