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離婚に関するコラム

第61回「財産分与Q&A」その2

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  • 1:夫が財産を教えてくれない時は?
  • 2:現在かけている学資保険の返戻金は?
    長男の誕生時、学資保険を夫婦の協力により、前期全納の形で18歳満期で掛けています。離婚する事になり、夫の方から解約返戻金を要求されています。二人の子供は、母親である私が育てていくつもりで訴訟中です。長男のための大学資金として、子の財産とは考えられないものでしょうか?ちなみに私たち夫婦は共働きです。
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  • :夫婦で暮らしている間に蓄積した財産が分与の対象になります。
    元々、結婚前からもっていた財産は分与の対象になりません。
    専業主婦でしたら、蓄積した財産について30%程度、共働きでしたら50%は可能です。実際には慰謝料と合わせて考えられる事もあります。
    お互いの協議財産分与の話し合いをされる際には、知らされていない財産に関しては、ご主人からの申告、または奥様が調べられる範囲でという事になります。
    “それでは納得がいかない”、または話し合いがつかないような場合には、家庭裁判所調停を申立てる事になります。調停では、調停委員が間に入り、あくまでも話し合いによる解決をめざします。
    もちろん、ここでもご主人の協力なしには解決できませんが、調停委員が間に入る事により、進展が期待されます。
    それでも話し合いがつかず、不調に終わった際にはさらに申立てをすれば、審判、裁判と進んでいく事になります。そこでは、審判員等が調べられる範囲で調べていく事になります。
  • :学資保険のしくみは、主に進学時等の時期に学資金が給付される子供のための積立貯金・入院等の医療保障・子供の死亡保障等のほかに、契約者(親)に万一があった時その後の掛け金の支払を免除されるといったものになっています。
    契約者に万一があった後は、掛け金を払わなくても学資金は給付されるので、学資保険では、契約者の年齢によって掛け金が若干違ってきます。(親が若い人の方が少し安くなります)
    あなたが学資保険の契約者となっているのであれば、ご主人は、あなた抜きで勝手に名義変更する事はできません。名義変更現契約者の署名捺印が必要となります。
    ご長男のための大学資金として「お子様の財産とは考えられないものでしょうか?」という事ですが、子供のための学資保険といっても、全ての権利は契約者にあります。学資保険は子供の権利ではないのです。
    訴訟中で、ご主人から解約返戻金を要求されているという事ですが、財産分与する場合は誰の名義であるかではなく、実質夫婦が、婚姻していた間の財産であれば分与の対象となります。別居中に築いた財産は、分与の対象とはなりません
    学資保険が契約者である親の権利であるという事は、財産分与の対象となってしまい、解約返戻金をご主人に分与しなければならない可能性が高いと考えられます。解約返戻金をご主人に分与しなければならなくなった場合、まだ、満期がきていないのでしたら、解約返戻金の変わりにご主人の分与分を計算して、他の財産から支払い、学資保険を継続できるようご主人に申し出るという事も考えられます。
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