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離婚に関するコラム

第66回「離婚慰謝料交渉テクニック」

カウンセリングケース「慰謝料」

慰謝料交渉はオークション方式で!

DATA
妻A(37歳・専業主婦)
夫B(41歳・大手メーカー勤務)
子供:3人

妻Aは、浮気を繰り返す夫Bと以前から離婚したいと思っていましたが、子供が3人いるため、我慢できる所までは我慢しようと思っていました。夫Bはやがて一人の女に入れこむようになったらしく、離婚を切り出してきました。
妻Aは、実はこのチャンスをうかがっていたのです。この日のために私から交渉術のノウハウを叩きこまれていました。

仕切り線

1:自分から交渉してはいけない

相手に慰謝料の額を先に言わせてつり上げていくわけです。「離婚したい」と切り出してきたのは相手なのですから。自分から先手を打って交渉すると、相手に「えっ?そんな額でいいのか?どうせふっかけているんだろう。それなら、もっと安くても納得するはずだ」と思わせてしまい大失敗…という可能性があるわけです。

2:相手の腹を読む

相手が低い額を言ってきたとします。そこで「冗談じゃないわよ」とばかりに、とんでもない高額を請求して「ふざけるな」と怒らせても大失敗。怒らせてしまえば、相手は「何としても金は出さない!」という気持ちにもなります。相手を怒らせない妥当な額を検討します。

3:相場の額からつり上げていく

ここはオークションと一緒で、相場の額から少しずつ少しずつ、つり上げていくのが、交渉テクニックです。交通事故の示談交渉とも同じですね。高額を主張してそこから少しずつ下げられて決着、というパターンも多いですが、「つらい、苦しい、お金で換算して欲しい」と精神的苦痛をアピールし「それじゃ離婚できない。もう少し出してくれないと…」と粘るのです。

4:勝つためには面倒くさがらず戦い抜く

とにかく粘り強く。「あぁ、もう面倒くさい。疲れた。いいや、こんな所で。」それでは満足のいく結果は出ません。人生何事も楽して良い事等やってくるわけがないのです。後悔しないためには、努力して納得できる所まで戦い抜く事が大切です。

途中、夫Bが電話に出なくなったり、暴言を吐いたり、愛人が逆ギレして怒鳴りこんできたりといった修羅場もあり、何度もめげそうになった妻Aでした。しかし、私のサポートと夫Bの上司を味方につけた事で、最後は、妻Aが優勢になり、粘りに粘って納得できる結果を出す事ができました。

仕切り線

この交渉術で、妻Aは二百万円からスタートした慰謝料を、五百万円までつり上げる事ができました。その代わり「愛人からの慰謝料支払い分はそれに含まれ、別途請求しない」という事で決着したのです。因みに、財産分与としては六百万円をもらい、子供の養育費は3人で十二万円となりました。

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