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離婚に関するコラム

第73回「離婚の原因Q&A」その2

悪意の遺棄があった場合とは?

「遺棄」とは何でしょう?「悪意」とは?国語辞典で調べると「悪意=他人を害する意思」「遺棄=民法上、夫婦・養子縁組の一方が、相手に対する扶養義務を怠る事。夫婦の場合は、同居義務に反する事も含む」と書いてあります。

ここでいう「悪意の遺棄があった場合」とは、例えば、相手方が家に帰ってこなかったり、生活費をくれなかったり、暴力等で相手方を家出せざるを得なくさせたり、特に働けない理由もないのに働かない、家出を繰り返す、実家にかえって戻ってこない、理由もないのに同居する事を拒否する…等の場合です。

但し、仕事上の理由で家に帰れない、単身赴任、病気療養、子供の教育上の理由、夫婦関係修復の為の冷却期間といった理由での別居の場合等、正当な理由があれば悪意の遺棄があった場合に当たりません。つまりは「結婚生活、家庭生活を維持していく事に協力しない」という行動があった場合です。

相手方が3年以上生死不明の時とは?

「生死不明」というのは「生きているか、死んでいるか分からない」という事です。「行方不明」と「生死不明」の違いにご注意下さい。

行方不明」とは電話や手紙等で生きている事は分かってはいるけれど「何処にいるのか分からない」「連絡が取れない」という事、離婚の理由としては「その他結婚生活を継続しがたい重大な事由がある時」に当たるでしょう。

生死不明」というのは、最後の電話や手紙から3年以上たっているのに、連絡が来ず「生きているのか死んでいるのか分からない」という事です。「出稼ぎに出たまま連絡がない、蒸発した」等、これを理由として離婚をする場合は、協議離婚調停離婚は相手がいないので、当然できません。ですから裁判所に離婚の申立てを行う必要があります。また「死亡している」という証明もできないので、財産をそのまま相続する事はできません。そのため、財産分与についても裁判所に解決してもらう必要があるのです。

失踪宣告」を受けた場合とも、区別する必要があります。

精神病で回復の見込みがない時とは?

配偶者が回復の見込みがない重度の精神病に罹ってしまい、既に夫婦として精神的なつながりがなくなってしまった…といった場合、離婚を認められる事があります。

但し、これを理由に離婚するには、ある程度の条件があります。夫婦というのは、お互いに助け合う義務がありますから、看護するのは当然の事です。しかし、離婚を認められたケースというのは「過去に充分に相手を献身的に看護してきたが、夫婦としての精神的なつながりがなくなり、普通の結婚生活を続ける事ができない」という場合で、更に「相手の実家が経済的にも、時間的にもきちんと看護をする事ができる状態である」という条件がそろったような場合です。

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