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離婚に関するコラム

第75回「離婚の原因Q&A」その4

その他、重大な事由がある時とは?

最も拡大解釈しやすい離婚原因です。他の4つの原因に当てはまらない場合でも、この理由に該当する場合もあります。「その他結婚生活を継続しがたい重大な事由がある時」とは、内容の幅は広く、限定されていませんが、調停離婚裁判でも最も多い申立理由でもあります。この理由のために、元に戻らないほど、夫婦関係が破綻していれば離婚を認める傾向にあります。具体的には以下のような場合です。

ギャンブル狂・浪費

ギャンブルに狂って、その結果生活費を渡さないというのは夫婦の扶助義務違反に当たります。単に多額の借財があるというだけでなく「長期間家庭に給料を入れない」とか「別居している」「行方不明になっている」等の場合、離婚が認められる可能性が高いでしょう。
また「妻があちこちのサラ金で借金し、借金取りが夫の仕事場にまで押しかけ、近所の噂にもなり、ゆえに夫婦の愛情も喪失し、回復可能なほど夫婦関係は破綻してしまった」等という場合は「婚姻を継続しがたい重大な理由」に該当し、離婚が認められる可能性も高いと思われます。しかし、判例では、夫の借金問題の他に「婚姻を継続しがたい重大な理由」がみつからないため、借金も妻が協力して働いて返していけば、結婚生活も維持できるという理由から妻からの離婚請求を棄却したケースもありますので、ケースバイケースで、現状どのような状態なのか、程度の問題になるといえるでしょう。

性の不一致・性交渉拒否

性の不一致が原因の離婚例は比較的多いようです。その判断基準は大変難しいので、認められた場合を挙げましょう。
夫が性的不能・異常に性欲が強い・性的嗜好が異常・同性愛者等、性交渉の拒否が即離婚につながるわけではないようですが「長期間にわたり性交渉を拒否し、その結果喧嘩が絶えず愛情も喪失し婚姻生活が破綻している」という場合、離婚原因となり得るでしょう。

宗教活動

信仰も宗教活動も自由であるが「家事をしなくなる」「子供を布教に連れ歩く」等、夫婦関係や家庭生活を壊す程度までに熱中してしまうと離婚原因となり得るでしょう。

性格の不一致

ただ単に性格が合わないだけでは認められません。しかし、根本的な考え方の相違から愛情の喪失にまで進み、婚姻生活が回復しがたいほど破綻している等の場合には離婚原因になる可能性はあります。夫婦間で話し合い、反省し、どんなに努力しても、もはや夫婦の愛情・信頼関係回復は望めず、破綻状態が続いている場合等は「婚姻を継続しがたい」と判断され、離婚が認められた事例があります。

親族との不和

ただ単に「舅・姑と性格が合わない」「けんかが絶えない・嫌い」等の理由で離婚が認められる事は先ずありません。夫婦の離婚は、あくまでも夫婦の問題ですので、このような場合でも重視されるのは夫の態度です。

夫が妻と姑の仲を回復するために如何に努力したかがポイントになります。夫が「何の努力もせず、むしろ妻を罵倒した」等という場合、そのような夫の態度に、妻が絶望し、もはや「夫婦関係は回復しがたいまでに破綻している」また「別居期間が続いている」という状態なら「婚姻を継続しがたい重大な理由」に該当し認められる可能性があります。

また、義父母の暴力・虐待・侮辱が客観的にみても酷いという状況であり「夫・妻が止められなかった」「何もしなかった場合」には認められる可能性が高いでしょう。

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