失敗しない!離婚と慰謝料。離婚問題連絡協議会

【乙類審判事件】

家事審判事件は、家事調停の対象となりうるか否かにより甲類審判事件と乙類審判事件に区別されます。乙類審判事件とは、具体的には、後見開始の審判、失踪宣告、子の氏の変更の許可、養子縁組の許可、氏又は名の変更の許可などです。乙類審判事件は、当事者の合意があれば解決できる事項を内容としていますので、調停を申し立てることもできます。調停を選択するか審判を選択するかは当事者の自由ですが、家庭裁判所は審判の申し立てがあったとしても、話し合いを経ることが妥当であると判断する場合は、調停に付することができます。審判はこれを受ける者に告知されたときに効力が生じます。審判の中には即時抗告することができるものがありますが、その場合は、告知を受けた日から二週間以内にしなければなりません。

【覚書】

必要な事柄を忘れないように書き留めておくこと、が原義になります。主に民間の協定において用いられることが多いものです。公正証書などとは違い法的な効力は特にありません。

【親子関係不存在確認】

親子関係不存在の訴えは、夫の子と推定されない嫡出子(婚姻成立後二百日未満に生まれた子がそれである)について、夫との親子関係を否認するためのものです。親子関係不存在の訴えは、第三者からでも申し立てでき、また出訴期間の制限もありません。親子関係不存在の訴えも、まず、家庭裁判所に申し立てする必要があります。調停・訴訟等の手続きは嫡出否認の場合とほぼ同様であるとされています。