失敗しない!離婚と慰謝料。離婚問題連絡協議会

【結納】

現在では、婚約成立のしるしに両当事者またはその親が金銭または品物を取り交わすこと、またその儀式や金品のことを意味しています。
もともとは「云納(いい入れ)」と称され、婚約の両当事者が結婚を承諾しますという意思表示と共に、相手を成人に達するまで育てた相手側の両親に対しての感謝の気持ちを表すものでもあり、また二人が「婚約者以外の方とは結婚しない」という誓いのことを表していました。

【有責性】

行為者に対して責任が存在する性質、が原義です。離婚問題においての有責性とは、離婚の直接的な原因を作ってしまった事実がもつ性質を指します。離婚に至るには必ず理由が存在し、またその理由はどちらか一方によって生み出されたものである場合が多く(例外としてどちらにも有責性がある場合も存在し、双方有責と呼びます)、有責性をもつ一方のことを有責配偶者と呼び、有責性の無い無責配偶者は有責配偶者に対して損害賠償などを請求することができます。この中で損害賠償の金額を決める際にも、有責性の度合いはそのための指針になるといえます。

【有責配偶者】

直接的に離婚の原因となる事由を起こした側のことを指します。主に挙げられる具体例としては浮気・不倫などの不貞行為、暴力行為などであり、こういった行動が民法の法定離婚事由に該当する配偶者のことを有責配偶者、もう一方を無責配偶者と呼びます。原則として有責配偶者は離婚請求をすることはできないとされていますが、いくつかの条件を満たしていれば可能になります。

【有責配偶者の離婚請求】

法律では、原則として有責配偶者が離婚を請求してもその訴えは認められないことになっています。しかし、実際に夫婦関係が破綻していることを前提として、以下の条件が満たされているときには例外として離婚請求が認められる場合もあります。まず、未成熟子が夫婦間に存在しないこと、別居期間が長期間であること、そして離婚後も無責配偶者が精神的・社会的・経済的に苛酷な状況の下におかれないこと、の3つです。ただし全て満たしていたとしてもあくまで認められる可能性があるというだけなので注意が必要です。